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2015

「江雪左文字」を見に九州国立博物館行ってきました

江雪左文字が展示される中世刀剣の美- ふくやま美術館寄託「小松コレクション」と九博の名刀 -と、戦国大名展を見に、九州国立博物館へ行ってきました。
※刀剣の話はしますが、展示室内撮影禁止なので写真はありません。観光の写真ばっかりで、絵とかもないです。
 致命的な事ですがメモを取り忘れるというミスを犯しているので、間違いがあるかもしれません。
九州国立博物館
太宰府へは西鉄電車の福岡天神駅から、「九州国立博物館きっぷ」を買って、電車に乗っていきました。

「九州国立博物館きっぷ」は九博で特別展が行われているときに発売される切符です。西鉄電車の往復+特別展のチケットのほか特別展のテーマに合わせたポストカードが2枚ついてくるほか、太宰府天満宮宝物殿や観世音寺、だざいふ遊園地の割引券がついてくるお得なチケットです。天神から太宰府まで往復1900円。他の駅でも販売されているようです。


太宰府駅を降りたら、太宰府天満宮の参道へ。
定番の「かさの家」他梅が枝餅を売るお店や、お土産屋がずらっと並ぶ中で、目を惹くのが、スターバックス太宰府天満宮表参道店。
隈研吾氏設計の斬新なデザインな店舗で道行く人たちがこぞって写真を撮る人気スポット。
スタバ太宰府天満宮表参道店
帰りにフラペチーノを買って店内で飲みましたが、満席になって後から来たお客さんが待つほどでした。

太宰府天満宮
参道を抜けたら博物館へ行く前に天満宮にお参り。天満宮は海外のツアー客+修学旅行生でいっぱい。
ここに来れた感謝とお願い事。
紫色のおみくじは小吉。願望は「心機一転すれば後によくなる」、待人は「延びるが来る」。
おじいちゃんと長曽祢さんはしばらく先かw

お参りがすんだら横手に逸れて、長いエスカレータと動く歩道を通った先にあるのが、九州国立博物館。
でかい。開館してもう10年経つのですね。
九州国立博物館 外から

まずはエスカレーター上って3F戦国大名展。入口の写真を撮り忘れたので、写真は1Fにあった学生さんが作った鎧。
香椎工業高校の生徒さん作の鎧

戦国大名展は気合入ってて、武具や手紙のほか屏風絵や茶器などとにかく色んなものが見凄く濃かったです。
入ってけっこうすぐにあった太刀(銘「源 国□」※□は不明)や、朝鮮との国交を回復するために国書を偽造するのにつかった印なんかが印象的でした。

展示されるもの以外のパネルや体験コーナーも凝ってて(九博の企画展はいつもそうだけど)、「天下の三名物」の茶入をめぐる大名たちのパネルとかが面白かったです。三名物のうち二つが展示されるってすごいですね。

とうらぶ的な見物は、国宝の粟田口吉光作の短刀。藤四郎の兄弟ですね。
他にも青江派の太刀や、雷切丸(千鳥)、あとは薙刀や片鎌槍(本当は両方に鎌がついてたけど、片方を落とした?)なんかが展示されてました。

戦国大名展を見終わったら、4Fの文化交流展示室(常設展)へ。特別展のチケットにはこの文化交流展示室のチケットがついてます。
中世刀剣の美看板
江雪左文字は文化交流展示室の9室にあると看板にあったので、今日は直接9室へ行くことにしました。
写りが悪いけれど、この看板に写ってる刀が江雪左文字です。

文化交流展示室は大きい展示室(?)の周りに12の展示室がある変わったつくりで、9室は入って左手一番奥。
9室への案内の矢印が随所にある上、入口に江雪左文字の写真入りの光るパネルがあるので迷わないはず。

反時計回りに順路が組まれているのようだったのですが、人が少なかったので自由に見て回れる感じでした。
審神者らしい人はいなくて、おじさんたちが数人いてゆっくり見れました。
私が入ったときはなんか作務衣を着た本職らしき方たちがいて、コレクションの素晴らしさと研ぎの凄さにについて熱く語っていましたw

入ってすぐのところにあったのが、国宝の短刀の太閤左文字。太閤秀吉も所持した、左文字の傑作とのこと。
戦国大名展の吉光と比べると、すっとしてる、でも力強さはある感じを受けました。

順路にそって次は蜂須賀家伝来の太刀銘正恒、その他九博所蔵の伝光忠の太刀(最近研ぎ直して刃文が見えるようになった)など長船派の太刀、来派の太刀がずらっと並んでいます(そのほとんどが国宝か重要文化財という豪華さ!)。

そして短刀の国宝、銘国光(会津新藤五)。
言葉にしづらいのですが、会津新藤五の方が太閤左文字よりも更にすっとしていて、個人的には好きでした。

最後にあたるところに展示されているのが江雪左文字。
ゲームの江雪左文字は「戦いは嫌い」とか言うけれど、実物は美しくも、強さを感じさせる立派なつくり。オーラが半端じゃないです。
そして拵もとても素敵。サイトに掲載されている写真じゃわかりづらいですが、実物は漆の黒と削って出てきた鮫皮の白が絶妙なバランスで、闇夜に降りしきる大粒の雪のようでとても美しかったです。

太閤左文字と江雪左文字は全方位から見れるようになっています。江雪左文字は横から後ろからいろんな方向から見ました。
入口付近に刀の各部の名称を表した図が印刷されたパネルがあって助かったのですが、いかんせん刀の見方がわからなさすぎるので、もうちょっと勉強してもう一度来ようと思いました。

あと、文化交流展示室の中央右手には3mはあるんじゃないかという絶対振るえないサイズの頭椎太刀(うろ覚え)の復元品もありました。

特別展とよくわからない分野の刀剣を観すぎて疲れたので、今日は全部は見て回らず、個人的な趣味の埴輪と石人石馬、あと休憩がてら見れるスーパーハイビジョンシアターを見て帰ることに。

でも帰り道、太宰府天満宮の宝物殿を見かけて、行ったことなかったので割引券使って入ってみました(拝観料は100円引きの300円)。

常設展は「天神さまへの献上品」(2015/1/24~12/31)。
御神刀の毛抜型太刀(伝菅公遺愛品の重要文化財、焼けた状態。解説がなかったので、前に福岡市博物館あった「天神さまの美術」という展覧会の図録を調べてみたら、1578年の兵火で焼けたとのこと)の他、奉納品の鎌倉時代の太刀が1口、江戸時代の太刀・大太刀が5口、銘「村正」の短刀が1口、あとなぜか坂本竜馬が所持していたピストル(複製品)や書状などが展示されていました。

企画展はホンマタカシさんの「Seeing Itself-見えないものを見る」(2015/4/26~2016/8/30)。
竃戸神社の一室をピンホールカメラ(カメラオブスキュラ)にして撮った写真や、写真を印刷した襖絵など写真・映像を使ったいろんな作品がありました。竃戸神社にも展示があるって書いてあって言って見ようかと思いましたが、時間の関係で断念。残念。

で、いろいろ見過ぎてつかれたので、スタバで休憩してさっさと帰りました。
もうちょっと勉強して、できればもう一度(ヨモギ入りの梅が枝餅が売り出される毎月25日とか)にでも行きたい、と思いました。
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