06
2017

審神者向け2017年博多祇園山笠案内 #審神者福岡旅

【更新履歴】
2017/7/11:お待たせしてすみません。千代流の写真を差し替え、中洲流・天神地区の山笠追加で写真を追加。説明も少し書き換えました。




刀ステ義伝福岡公演のある7/13,14は昨年ユネスコ無形文化遺産に登録された、博多に夏の訪れを告げる祭り、博多祇園山笠のクライマックスまっただ中。
既に博多や天神など街のあちこちに豪華絢爛な飾り山笠(かざりやま)が立てられていますが、10日からはいよいよ博多の街を舁き山笠(かきやま)が走ります。

刀ステを見に福岡遠征される皆さんにもこの山笠をぜひ見ていってほしいので、この記事では今年の山笠のなかでも特に刀剣乱舞に関係する題材の山笠を、素人ながらいくつかご紹介したいと思います。

紹介する順番は番号順や行きやすい順ではありません。そしてカメラ・携帯共に電池が切れそうだったので、写真がいつも以上に残念です。あらかじめご了承ください。

また、博多祇園山笠ポータルサイト「山笠ナビ」さんが本当に素晴らしい記事、舞台「刀剣乱舞」×博多祇園山笠 交通&見物攻略法を書いてくださいました。
当方の記事では飾り山笠しか紹介していませんが、山笠ナビさんの記事は舁き山笠が実際に走るところを見る方法について、すごくわかりやすく解説してくださっています。


最後に大事な事ですが、山笠は神事ですので、実際見に行かれる方は指示に従い、マナーを守ってご覧くださいね。

博多祇園山笠については素人が説明するより、
博多祇園山笠公式サイト(飾り山の写真あり)や、
刀ステについてTwitterアカウントで色々心配してくださっている……というレベルを超えて「神対応」で舞台「刀剣乱舞」×博多祇園山笠 交通&見物攻略法を書いてくださった山笠ナビさん(見物マナーや見物ポイントなどもまとめてくださっています)、
その他にも観光案内所や地下鉄の駅・飾り山笠近くに置いてある山笠についての無料冊子(福岡観光コンベンションビューロー制作の「おっしょい」(※最新版のほか、各国語版(English, 한국어 버전) PDF版も配布中)などに詳しく、かつ、わかりやすく書いてあるので、それらをぜひご覧ください。


今回紹介する山笠(紫のマーカー)と刀ステ会場の福岡サンパレス(赤マーカー)、山笠ナビ編集部さんが刀ステ13日行くときにおすすめしてくださっている地下鉄呉服町3番出口(オレンジマーカー)を地図にプロットしてみました。
山笠のマーカーをクリックして出てくるポップアップに書かれた山笠の名前をクリックすると、その紹介に飛びます。

参考までに、呉服町3番出口(オレンジマーカー)から福岡サンパレス(赤マーカー)まで歩いて片道13分かかりました。これについて詳しいことは別記事、【刀ステ義伝福岡公演】地下鉄呉服町から福岡サンパレスまで歩いてみた #審神者福岡旅にて。

なお、場所についての説明は、説明が煩雑になるため、地下鉄の駅を基準としています。あらかじめご了承ください。
地下鉄は券売機で一日券620円を買うと、大体の山笠の近くまで乗り放題となりますので、もし巡られる方いればお買い求めください(参考までに1駅の料金200円)。



三番山笠 千代流 飾り山笠


現時点で、今年審神者の皆さんに一番推したい飾り山笠。
刀ステのある福岡サンパレスの地下鉄最寄駅H02 呉服町の隣駅、H03 千代県庁口の4番出口から地上に出てすぐに飾られています。

表「徳川四天王」には本田忠勝と槍の蜻蛉切、見送り「がんばろう熊本」には阿蘇惟澄と蛍丸(山小屋に置かれた解説板の図にも「宝刀 蛍丸」と書いてあった)の博多人形が飾られています。

三番山笠 千代流 飾り山笠 表「徳川四天王」

三番山笠 千代流 飾り山笠 表「徳川四天王」 本田忠勝と蜻蛉切

三番山笠 千代流 飾り山笠 見送り「がんばろう熊本」

三番山笠 千代流 飾り山笠 見送り「がんばろう熊本」 阿蘇惟澄と蛍丸

蜻蛉切(2枚目)はいくつか実際と違う点もありますが、笹穂型の刀身に樋には梵字と三鈷柄が見え、堂々とした姿。
阿蘇惟澄が振るう大太刀と呼ぶに相応しい大きさの蛍丸(4枚目)には、蛍を模した飾りがつけられており、刀剣に対する人形師さんのこだわりが見てとれます。
本田忠勝も阿蘇惟澄も比較的下のほうに配置されているので、人形本体も蜻蛉切・蛍丸も見やすいです。

表の表題の「徳川四天王」は刀ミュを見た人はピンとくると思いますし(解説板にどの人形が誰か解説あり。酒井)、見送りは阿蘇惟澄の他、阿蘇神社、加藤清正、宮本武蔵などの人形もあるほか、くまモンが沢山かくれているので探す楽しみがあります(ちなみに4枚目の写真の範囲に4人隠れています)。

ちなみにこの山笠の表と見送り、そして櫛田神社の表(後述)は全て同じ人形師の方が手がけていらっしゃっています。

一番山笠 中洲流 飾り山笠


地下鉄 駅番号H01/K09 中洲川端駅1番出口から左に出て、赤白の提灯が吊るされた路地を少し入ったところにあるのが今年の一番山笠 中洲流の飾り山笠。

先に見えるのは見送り、標題はずばり「本能寺の変」。刀ステ虚伝のあの本能寺です。
一番山笠 中洲流 飾り山笠 見送り「本能寺の変」
下の方でうねる道と滝に目が引かれました。

蘭丸の人形は、舞台の蘭丸より幼い感じ。あと山笠は、手がける人形師さんによって人形の顔や動きなどに個性があるのですが、この山笠は全体的に人形のお顔が他のものよりも写実的な印象を受けました。
一番山笠 中洲流 飾り山笠 見送り「本能寺の変」 織田信長、森蘭丸、正親町天皇

表の標題は「奇襲桶狭間合戦」。
一番山笠 中洲流 飾り山笠 表「奇襲桶狭間合戦」

宗三左文字の持ち主であった今川義元(一番右)、そして織田信長(馬に乗っている)が同じ場面にいる構図。
一番山笠 中洲流 飾り山笠 表「奇襲桶狭間合戦」 


ただ、周辺は夜のお店が多くある辺りなので、そういうのが苦手な人は注意が必要かもしれません(日曜の夕方は見物の人が多かったので、普段よりは幾分か足を踏み入れやすい感じがしました)。

七番山笠 東流 飾り山笠


福岡サンパレス地下鉄最寄駅のH02 呉服町の3番出口と北側の道を挟んで反対側、5番出口上がったところの近くに飾ってあるのが七番山笠 東流の飾り山笠です。

表の標題は「黒田猛将虎退治」。
七番山笠 東流 飾り山笠 表「黒田猛将虎退治」
文禄の役の後の休戦期間に「長政様」こと、黒田長政が家臣を連れ、朝鮮の山に入って虎退治をしたときの場面。
下の方で槍を持っているのは林太郎右衛門で、長政様は上の方で鉄砲らしきものを持っています。
七番山笠 東流 飾り山笠 表「黒田猛将虎退治」の黒田長政

見送りの標題は「我町大博多」。風神・雷神と博多どんたくの起源で今も行われている「博多松ばやし」に登場する福神たちの人形が飾られています。
七番山笠 東流 飾り山笠 見送り「我町大博多」


番外 櫛田神社 飾り山笠


博多の総鎮守、「お櫛田さん」こと櫛田神社。博多祇園山笠は櫛田神社への奉納神事で、12日の追い山ならし、15日の追い山は櫛田神社の清道からスタートします。

先に見送りについて説明しますが、見送りの標題は「威風長政決戦功」。
番外 櫛田神社 飾り山笠 見送り「威風長政決戦功」
これも黒田長政を題材とした山笠で、関ヶ原の戦いで活躍する長政様たちを表しています。右下のほうには本田忠勝の人形もあります(槍はちょっと蜻蛉切かどうかはわかりませんでした)。
番外 櫛田神社 飾り山笠 見送り「威風長政決戦功」黒田長政と本田忠勝

表の表題「素神奉献之奇瑞」は櫛田神社の祭神の一柱、素戔嗚命が八岐大蛇を退治し天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)を手に入れんとする場面。大きな八岐大蛇と素戔嗚命が持つ大きな剣が印象的です。
番外 櫛田神社 飾り山笠 表「素神奉献之奇瑞」

先ほども述べましたが、この飾り山笠だけは他の山笠と違い約一年(来年の5月頃まで?)展示されます。
来年一月の圧切長谷部公開時に足を運ばれるのもいいかもしれません。

櫛田神社に地下鉄で行くなら中洲川端駅かK10 祇園駅から歩きでしょうか。
山笠期間中ならちょっと距離がありますが、中洲川端駅から川端商店街を通って歩いていくと、十番山笠 川端中央街、八番山笠 上川端通の飾り山笠(あと中洲川端駅付近にある十三番山笠 博多リバレインの飾り山笠)も見ることができます。

十七番山笠 博多駅商店連合会 飾り山笠


博多駅前にある飾り山笠で行きやすく、博多駅に寄る機会のある方におすすめしたい山笠。

表「奇襲一ノ谷合戦」はその名前通り一ノ谷合戦を題としたもので、刀を振るう源義経(写真左上)と薙刀(岩融?)を持つ武蔵坊弁慶(右中央)の博多人形が飾られています。
十七番山笠 博多駅商店連合会 飾り山笠 表「奇襲一ノ谷合戦」

見送りは九州の五つの山鉾屋台行事がユネスコ無形文化遺産登録されたことを祝い、五つの祭りと地元のニュース番組を人形で表した「祝 九州五祭文化遺産登録」。見送りはサザエさんなどの国民的アニメや、地元のテレビなどが題として使われることも多いです(博多華丸・大吉さんたちも去年か一昨年博多人形になっていました)。
十七番山笠 博多駅商店連合会 飾り山笠 見送り「祝 九州五祭文化遺産登録」



2017/7/11追記:ちょっとサンパレスからは遠くなりますが天神地区の飾り山笠もご紹介。道順紹介が雑ですがご勘弁を。

十二番山笠 新天町 飾り山笠


地下鉄 K08 天神の6番出口の地下道突当りを右に曲がったところにあるFavoから地上に上がると、新天町商店街の北通りに出ます。その北通りを進むと次のブロックに、正式名称「サンドーム」という高いアーケードと大時計台のある通りがあります。そこにあるのが十二番山笠 新天町の飾り山笠です。周辺は出店が出てお祭りムードが漂っていました。

表は能の「安宅」、歌舞伎の「勧進帳」で知られる義経・弁慶の安宅の関の逸話を題材とした「一杖涕安宅関」。
十二番山笠 新天町 飾り山笠 表「一杖涕安宅関」

十二番山笠 新天町 飾り山笠 表「一杖涕安宅関」弁慶と義経

あと、小屋にこの山笠の手拭(てのごい)が額に入れて飾ってあるのですが、その手拭がまたかっこいいのでご覧ください(手拭はどこのもかっこいい)。
十二番山笠 新天町 飾り山笠 表「一杖涕安宅関」手拭

見送りは「サザエさん」。写真は撮ったのですが割愛。
人形自体はほぼ皆さんのご想像通りなのですが、後ろに山笠の飾りがついて、また独特の様相になるのです(後述のアンパンマンも)。

十一番山笠 ソラリア 飾り山笠


ここでいう「ソラリア」は「ソラリアプラザ」のこと(本丸博の福岡会場が斜め向かいの「ソラリアステージ」)。
新天町の飾り山笠からなら、南(表が飾られている方)に直進して2ブロック目の左に見えるビルが、ソラリアプラザです。

ここの山笠は他と違い、完全に建物の中にあるので、ビルの内に入ります。
エレベーター乗り場裏手、警固(けご)公園というちょっと大きな公園側の吹き抜けに山笠はあります。

表は牛若丸(源義経)と弁慶の五条大橋での出会いが題材の「邂逅洛中五条大橋段」。
十一番山笠 ソラリア 飾り山笠 表「邂逅洛中五条大橋段」

十一番山笠 ソラリア 飾り山笠 表「邂逅洛中五条大橋段」牛若丸と弁慶、源頼朝

建物の中にあるので、2階より上の階から見ることもできます。十一番山笠 ソラリア 飾り山笠 2階から

見送りは「京洛絢爛醍醐の花見」。豊臣秀吉の醍醐の花見が題材。
十一番山笠 ソラリア 飾り山笠 見送り「京洛絢爛醍醐の花見」


なお山笠に周辺には、博多祇園山笠についてのパネルとソラリアの過去の手拭(てのごい)の展示があります。
ソラリアの手拭(呑取名槍日本号)

その中の1枚に、日本号と大盃を持つ母里友信(太兵衛)が描かれているので、探してみてくださいね。
ソラリアの手拭


十五番山笠 渡辺通一丁目 飾り山笠


新天町・ソラリアから更にサンパレスから遠ざかりますが、天神地下街の南端のH16天神南(K08 天神駅から歩いて7分)から1駅、H15渡辺通の2番出口からそのまま直進して数分、サンセルコというビルの前にあるのが十五番山笠 渡辺通一丁目。

表は関ヶ原の戦いを題材とした「合戦関ヶ原」。
十五番山笠 渡辺通一丁目 飾り山笠 表「合戦関ヶ原」
この山笠は東軍総大将の松平忠吉と徳川四天王の一人、井伊直政、そして、直政の活躍をあの世から見つめる井伊直虎をメインに据えています。
十五番山笠 渡辺通一丁目 飾り山笠 表「合戦関ヶ原」井伊直政と直虎

上の方には石田光成と徳川家康。甲冑姿じゃないのは少し珍しい気がします。
十五番山笠 渡辺通一丁目 飾り山笠 表「合戦関ヶ原」石田光成と徳川家康

見送りは「愛と勇気のアンパンマン」。今度のアンパンマン映画に合わせた題材。
こちらも写真は割愛しますが、背景の飾りがアンパンマンに合わせてシンプルなものになっていて面白いです(特に水の表現)。

追記ここまで




また、現在とうらぶとは関係ありませんが、ヤフオクドームへあがる大階段そばの十六番 福岡ドームの飾り山笠が筑後川の戦いで菊池武光が刀についた血を洗う逸話を元にした題材、そして刀ステライブビューイング会場の一つ、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13と同じ敷地内にある九番山笠 キャナルシティ博多の飾り山笠の表が歌舞伎の助六(源氏の宝刀「友切丸」を探す物語)を題材としたものとなっています。
観に行けたら写真あげるかもしれません。

他にも紹介できていない山笠が沢山ありますが、櫛田神社の飾り山笠以外はこの時期しか見ることができないすごいものなので、もしお時間あれば見に行ってみてはいかがでしょうか?



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