刀剣博物館で重要刀剣を見てきました

かなり時間が開きましたが、東京遠征話2回目。今回は代々木にある刀剣博物館へ行った話です。

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刀剣博物館外観


刀剣博物館は、日本美術刀剣保存協会が運営する刀剣専門の博物館で、この日は「第61回重要刀剣等新指定展」をやっていました。刀剣だけで31口、他にも刀装(拵)や、鍔や小柄などの刀装具などが一度に展示。
公式サイトに「展示している日本刀の美しさをよりよく御覧いただけるように、展示照明の光量・角度に工夫をこらしています」と書いてある通り、とうらぶやる前含めてこれまで見た中で一番刀剣の美しさにこだわった展示でした。

以下、展示で気になったものを中心に軽いメモ書き。
展示室は写真撮影禁止だったので、刀剣の写真はありません。あらかじめご了承ください。
新宿駅西口の新宿駅バスターミナルの16番のりばから「宿51番 渋谷駅」行きに乗って10分強、「代々木3丁目」バス停で降車。
高速道路のそばで、案内らしきものがなかったため、Googleの音声検索で道を教えてもらいました。

横断歩道を渡って高速道路の陸橋をくぐり、緩い坂道を下って、刀剣店の広告がついた電柱を見ながら角を2度曲がると建物と看板が見えました。
刀剣博物館外観(柵の外から)

刀剣博物館看板

鉧(けら)
「刀剣博物館」本館の入口そばには、たたら吹きでつくられた粗鉄、鉧(けら)の塊が展示されています。
横のパネルによると、これは1982年に産出された鉧で、姿形が理想的な形なのだとか。

館内写真撮影していいか聞かなかったので写真を撮っていませんが、1階はロビーになっていて、日本刀がどのように作られているかをポスターと実物を用いて展示していました。
刃文を決める土置きの工程の解説のところに、実際に土塗りをした状態のものが展示されていたのですが、直刃と乱刃とで大分土の置き方が違っていて。乱刃の土の置き方が模様を思わせる感じで綺麗でした。

階段を上って2階に上がると、売店兼チケット売り場、そして展示室。
入場料600円を払い、出品目録と博物館についてのパンフレット、あと日本刀についての小さなパンフレット2冊(全部英語版あり)を貰って展示室の中へ。
ちなみに「日本刀のデキカタ」というパンフレットには、小さいですがおそらく明石国行と思われる「国宝 太刀 国行」の写真が載っています(国指定文化財等データベースによると刀剣博物館は国行の太刀を2口所蔵しているが、パンフレットに載っている方には樋に彫り物があるので明石国行っぽい)。

展示室の中には常に人が数人。とても静かでゆっくりと鑑賞することができました。
英語版の出品目録やキャプションがあるとおり、外国人の方も多かったです。

展示室はそれほど広くはありませんが、周囲全部を刀剣に囲まれるという特別な体験ができました。
特に照明はすごく気が使われていて、鍛えがはっきり見えるもの(来国行の無銘刀はかなり鮮明)とそれほでもないものの差が一目瞭然でした。

刀剣の部は31口、国(山城とか大和とか)ごとに時代順に展示されていました。
どれもそれぞれとても綺麗で、見応え十分。本当にすごかったです。すごすぎて目録に書いたメモが読めないくらいw
個人的に気になったのは、朝鮮兼光にちょっと似ていた「刀 無銘 伝長義」(南北朝時代)と、刃文が梵字のように見える不思議な模様だった「刀 銘 備後国於西主宮興盛冬広作天正五年二月吉日」(室町時代後期)。特に「刀 銘 備後国~」の刃文はなんていうのかよくわからないけれど、凄かったです。
審神者的には、「刀 無銘 来国行」、「短刀 銘 国俊」、「刀 無銘 貞宗」、「薙刀直し脇差 青江」とかが気になる感じでしょうか。

刀装の部は、木地が見えてる平安時代の「黒漆塗古太刀鞘」からきらびやかな太刀拵えまで11口分。
刀装具の部は、刀装具だけの展示ってのは多分初めてだったので、とても面白かったです。
鐔(つば)だけでなく笄(こうがい)や小柄、目貫や縁頭(柄頭)など、刀剣専門の博物館ならではの量と質で本当に満足しました。
魚の縁頭や鷹の目貫など素敵なものだらけでしたが、一番気になったのは「かちかち山図鐔」。文字通り民話「かちかち山」を題とした面白い鐔でたぬきが可愛いかったです。

売店には刀剣関連の本が広くないスペースにずらりと並んでいました。
今年に入ってよく出たムック本はほとんどなく(刀剣特集だった芸術新潮9月号はあった)、千円台の入門書から数千~数万円する専門書が多数。変わったところでは打粉や玉鋼のかけら、拵を入れる布の袋なども販売されていました。

自分は刀剣甲冑手帳とかなり悩んで、日本刀ハンドブックと、明石国行が実寸大で印刷されているという洒落た封筒に入ったパンフレット(800円)を購入。

「日本刀ハンドブック」は、刀剣関連の展示をする時のお供として持ってる図解 日本の刀剣より、更に詳しく日本刀の見方について解説が書かれています。「図解~」で足りないところをこれで補えたらな、と思います(「図解~」は刀剣博物館の学芸員さんが書かれた本で、時代による日本刀の姿を写真で一覧にした良い本です)。

「刀剣甲冑手帳」も、「日本刀の見方」ばりに詳しく刃文や地金について図で解説がある上に、甲冑の部位の解説や梵字の読み方・尺寸の変換表、刃文を書き入れるスペースがあって凄く良かったです。手帳なので持ち運びも楽そうだし、買わなかったことを後悔していた……のですが、大型書店に一冊置いてあるのを発見。今度買おうかなあ。
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刀帳は全て埋まっています(2017/5/13時点)。
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