10
2015

大関ヶ原展(後期)見に行ってきました

※「地下に眠る千両箱 其の二」の話は下の記事でしてます

大関ヶ原展のチケットが偶然安く手に入ったので、火曜のメンテ中にまた行ってきました。
※福岡会場前期の記事はこちら

展示期間の後期初日だったので、平日にもかかわらず人はそこそこ多かったです。
前回気になった音声ガイドも借りてゆっくり見てたら、閉館時間になってしまい、日本号は見れませんでした。残念;;

刀は二振展示終了してしまいましたが、その代りに一期一振のログボの元ネタの展示もあって今回もすごくよかったです。
この日は展示替えの初日ということで、平日なのに結構人がいました。どのケースにもほぼ人がいる感じ。といっても他の会場よりは多分少なく、サクサクと観ることができたはずです(土日はどうなるか知らないけど)。

刀剣類は上杉景勝所用の太刀 号「高瀬長光」と、榊原康政が家康から拝領した刀「無銘 備前元重」の二振が展示終了。後期のみ展示のものはありませんでした。
自分的には「朝鮮兼光」と「一国長吉」がいたからいいかなー、という感じ。

後期にしかない展示品は20強。
一番有名なのは、関ヶ原の戦いとは直接関係ないけれど、一期一振のログボの元ネタでもある豊臣秀吉自筆の辞世の句「豊臣秀吉自筆辞世和歌詠草」。サラっと飾ってあってスルーするところでした。
雅号の「松」以外の大部分がひらがなで書かれていて、一部は読むことが可能でした。
「つゆとをち、つゆときへにし わがみかな、なにわの事も、ゆめの又ゆめ」
天下人の句なのにもの悲しい一首ですね。

あと個人的に印象に残ったのは、関ヶ原の戦いの前哨戦である伏見城の戦いで壮絶な最後を遂げた鳥居元忠像(前回もコーナーはつくってあったけど、肖像画があるので余計想像しやすかった)と、国宝「島津惟新(義弘)書状」。「5000人必要なのに287人しか集まらなかった」ということが書いてあるそうです(287人は読めたけどそれ以外は読めなかった)。これが島津の退き口に繋がったのかな?

それと展示替えではないのですが、福岡会場の目玉の一つ、黒田長政の銀箔押一の谷形兜と鎧の横と後ろに、先月末に発表された「兜の銀箔の下についての調査」についてのパネルが追加されてました。
確かに指摘された箇所は金色に見えないこともないかなー、でも暗いから硫化した銀にも見えるしどうなんだろうなーといった感じでした。

朝鮮兼光や一国長吉については前回語ったので省略。
朝鮮兼光はやっぱ力強い印象。文禄・慶長の役、関ヶ原の戦いを島津義弘と戦ってきた刀ですからね。

で、音声ガイドの話。小銭がちょうどあった(550円)ので借りてみました。
所用時間約35分で22トラック(本当はもう2つあるけどは展示替えで欠番扱い)。
声の出演はスペシャルナビゲーターの杏さんと徳川家康(CV:中田譲治)、石田光成(CV:竹本英史)の3人。杏さんは島津義弘についてのスペシャルトラック以外はそれほど喋らず、家康と三成がよく話していました。特に家康。

ガイドはそれなりに楽しめたのですが、「音声ガイド」としては色々要素を盛り込み過ぎかなーといった感じを受けました。

「徳川家康と石田光成がかけあいながら解説する」という設定はおもしろい(参戦した武将への評価とかは良かった)けど、歴史の解説と展示品自体の解説、それと家康・三成の回想的な話が混ざったようなトラックがあって、詳しくない自分が聴いてると頭がこんがらがりそうになりました。
折角ナレーターが3人いるのだから、杏さんが展示品の簡単な解説をして、家康・三成の二人が歴史や裏話の解説をする、と分けてもらえれば、メリハリがきいてわかりやすいと思うのですが(そんなトラックも実際ありました)。

もう一つ残念だった点は、音声ガイドの番号が書いてある札(パネル)が見つけづらかったところ。
大体はケース内側のクリーム色の壁に白い番号札(10cm平方位の平均的なサイズ)が貼ってあるのですが、貼ってる場所が微妙な場合が多く、気づかないことが数回ありました。

特に今回の展覧会の一番の見どころ、「決戦!関ヶ原」は、番号札がケースの上のほうに貼ってあったり、壁に同化してたり、番号が飛んでるように見えて、番号ガイドをかける場所を探すのにちょっと苦労しました。
音声ガイド的には「東軍を全部見て、西軍を見ていく」という流れになっているようです。が、展示としてはどっちを先に見てもいいようになっていて「13番の隣が16番?」と困惑しました。 しかも配置の都合上仕方ないけど東軍の展示音声ガイドの最後を聞いた後、西軍の展示を見るためには、一回順路を引き返す必要があるというのは、ちょっといただけないかなーと思いました。

ちなみに徳川家康と石田光成は、「大関ヶ原展」協力に名を連ねるコーエーテクモゲームスさんの「戦国無双」シリーズの配役そのままです。
ゲームを一応やったことはある自分(戦国は少し、無双Orochi2は結構遊んだけど家康も三成もあんまり使わなかった)が聞いても、無双の二人に寄せてる印象は受けませんでした(ちょっと三成がゲームの三成っぽい喋りをするところがあったけど)。
けど、一般の人はどう思うんでしょう。いきなり「家康だ」「三成だ」っていってくるのってアリなのだろうか……。


音声ガイドについて結構Disったけど。「新しいこと」に挑戦しようとした製作者の心意気と声優さんの演技はいいと思いました。島左近の兜についての石田光成の語りは良かったです。

あと図録。
実は今回も現金が足りず(財布の中身わずか1000円)、結局また買えませんでした。今月末にまた博物館の近くに行くので、その時に余裕があれば買うかも。

しかし図録の見本見て思ったのですが、福岡にない展示がかなりあって、もし3会場の全展示品を一同に集めることができたら超豪華な展覧会になったんだろうなー、とおもいました。
刀剣、しかも号持ちだけでも蜻蛉切・骨喰藤四郎・姫鶴一文字・石田正宗・包丁藤四郎・高瀬長光・一国長吉・朝鮮兼光なんかがある展示会。凄そうだけど、色々難しいのでしょうね。

本当は日本号も見る予定だったのですが、時間切れだったのが悔やまれます。2時間経つのあっという間でした……。

個人的には企画展示室4であった「経塚フロンティア2015」という展示が気になって(経塚については大学の授業でちょっと勉強した)のリーフレットもらってきたのですが、担当の人がかなり頑張って書いてて、実際新発見が複数あったようなので、ぜひとも見に行きたいです。
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